お山生活

カテゴリ:いいもの( 11 )




モノづくりを知る旭川の旅 その1

久しぶりに北海道旭川に降りたちました。
滞在時間23時間という、かなり弾丸ツアーではあったけれど、
得るものが大きな1日でした。
時間がないゆえに、体も頭もフル回転。
それこそが、弾丸の醍醐味かもしれません。

b0358168_11462964.jpg
旭川で市を挙げて行られる
ASAHIKAWA DESIGN WEEK も今年で2回目。
61回目の去年の開催で名称を変えて、
さらに内容も濃くなって開催されています。
私は、4年前の開催と合わせて2回目の訪問。

1990年から3年に一度開催される国際家具デザインコンペIFDAは、
来年に開催されます。
国際コンペが行われるほどの旭川は、実はすごいところなんです。
b0358168_11462908.jpg
それは、世界的にも類を見ない程、家具作りに適した場所なのだということ。

タモやナラなどの原材料がある森がすぐそばにあり、
加工できる工場、工房があり、職人さんと技術がある。
子どもの頃から触れ合い、技術が継承できる環境があり、
修理ができる加工場や販売できるメーカーがある。
そして、国際コンペまで開かれる環境があるのは、
世界的に家具で有名なイタリアですら、
狭い地域にここまでそろっていないそうです。


その先駆けとなって活動してきたのが、カンディハウス創業者の故長原實氏。
ドイツでの修行時代の経験を生かし、旭川を引っ張ってこられた方の
スピリットはこの場に書ききれないのですが、彼の先見の明が今の旭川を
支えていると言っても過言ではないように感じました。

今回も、(株)カンディハウスの新作発表とファクトリツアーに参加しながら
モノづくりの大切さ、継承の仕方、人を育てることの大切さを
再確認した気がします。
b0358168_11462933.jpg

新作TENのダイニングチェアは、私もオフィスで検討中。
なんといっても、フォルムが美しいイスは、ドイツ人の
ミヒャエル・シュナイダー氏のデザイン。
「TEN」は、軽さを象徴として、空を行く飛行機を連想したのだとか。
本社ショールームでは、
TEN=空=天空のコンセプトで、空間デザイナーの松村和典氏の
インスタレーションでした。

b0358168_11462915.jpg
TENのダイニングテーブルは、タモ、ウォールナットの天板
または、天板上面メラミン貼りの黒または白
オフィスには無垢材の天板かなと思いながらも、この黒の化粧板天板もかっこいいなと。
b0358168_11462941.jpg
こちらは、ショールームを見ながらパッと目に入ったイス。
日本の馬具メーカー、ソメスサドルが座面を手掛けたもの。
スプリンタラックス
座り心地はもちろん、この座面のステッチのかっこよさは、
写真では伝わりづらいかもしれません。
馬具が高いのと同じく、こちらもそれなりにいいお値段ですが、
こうしてソファの後ろに書斎スペースがあるって
ちょっと憧れます。
b0358168_11462931.jpg
次回こちらのお話をしようと思いますが、
旭川の東海大学芸術工学部建築科を卒業された
今まさに時の人。田根剛さんのスペシャルトークショーでも、
旭川の可能性について話されていました。

b0358168_11463028.jpg
 北海道東海大学旭川キャンパスが廃校となり、モノづくりやデザインを
学ぶ機会が途絶えてしまった旭川。
ひとつの大学が消えるということは、
教育や経済的な分野のみならず文化や暮らし情報や
人的財産面で計り知れない損失となることを
危惧した市民団体が、今、旭川に公立のものづくり大学を作ろうと
地道な活動が起きています。
「つくる人をつくる大学をつくるんだ」をテーマに活動しているんだそう。

この動きはとてもいいことだと思うし、
こんなに世界的に類を見ないほどの家具作りに適した地域なのだから、
技術だけでなくデザインをする人間も
是非、育てていってほしいと、田根さんは言ってましたね。
次回は、田根さんのすばらしいお話に触れてみたいと思います。


[PR]



by youleechang | 2016-06-25 14:27 | いいもの

作家さんの器のこと

お料理が好きな方の家に行くと、必ずと言っていいほど
たくさんの食器があります。
テーブルに出されるお料理は、やはり器や盛り付け方まで含んで
美味かどうかを、瞬時に捉えてしまいます。

私は、自炊を多くしますが、
そんなにお料理が得意ではないかな。
でも、なによりも食べることは大好き。
なので、やはり食器にも興味を持っています。
「食べる」という行為は、もちろん味も重要なのだけれど、
目からの情報は同じくらい重要かもしれないと、よく考えます。

ちょっと余談ですが、
その場の雰囲気にすら味覚は左右されることもあり、
すごく美味しいと思ったレストランで、別のメンバーで行ったら
あまり美味しく感じなかったなんてこと、経験したことありませんか?
話す内容や相手、雰囲気、気分、体調でこんなにも
感じ方が違ってしまう「食べる」という行為。
それだけ、人間の味覚は、視覚や聴覚、嗅覚からも影響を受け、
繊細に変化するのだなーと感じる場面があります。

なので、普段の食事もただお皿にのせて、テーブルに並べればいい。
とは、思えないのです。
自宅には、立派な器がたくさんあるわけではないけれど、
自分が気に入った器を少しずつ集めて、シンプルでも美味しい料理を
頂くということは、なるべく実践したいところ。

ということで、前書きが長くなってしまいましたが、
たまに作家さんの個展には出かけるようにしています。
先月も漆器のうつわ展へ行きました。
漆器は、ついつい作家さんと話し込んでしまい、写真を全く取らず。。。
以前購入した漆器を、今度UPしようと思います。

そして先週も備前焼の作家さんの個展に、伺ってきました。
実は、明日も木工作家さんの個展に行く予定なのですが、
人気作家さんのため
整理券が配られるかもしれず、入れない恐れもあるとか。

b0358168_11594271.jpg
森本さんは、3年前にグループ展で、お会いした備前焼の作家さん。
この方の食器もそうですが、花器がまた美しいのです。
備前焼きの焼しめた褐色の飾らない無骨さに、
森本さんが造り出す作品の繊細なラインが
たぶん私の心を掴んでいるのかもしれません。
以前のグループ展は、ごはんを食すうつわ展だったので、
花器を見ることはできず、今回は花器も楽しみに
伺いました。

b0358168_12043230.jpg
b0358168_12045619.jpg
備前焼は野草も似合うし、こんな艶やかな色のポピーも
似合うんだと、ますます花器に心奪われた時間でした。


中でも目を引いたのが、この花器。
同じ形で、備前焼らしい褐色のものあったのですが、
こちらの白備前もまた目を惹きました。
私は、白い備前焼があることをこの日初めて知りました。
b0358168_12061716.jpg
今回は、花器にしようか、盛り付け皿にしようか、散々悩んだ結果
器を買って帰りました。
森本さんに、「この器に水を張って、花を活けてもまた綺麗ですよ」と
言われたので、両方楽しんでみます。

b0358168_12084744.jpg
窯の中で重ねられた器たちの中で、一番上になった器でなおかつ
火の近くにあると、藁の灰が器に落ちます。
その灰がお皿の内側で、まるで模様のように黒くちりばめられた
感じがとても目を惹きました。

陶器についての知識も薄く、焼き物を語れるような経験も積んでいませんが、
自分のインスピレーションで、これはいい!と気に入ったら
それでいいのだと思います。

一緒に行った華道の師範のお友達と、この器には
料理だけでなく、どのような花を活けたらいいかなんて語りながら、
ひとつひとつゆっくりと見てまわる時間は、
日々の喧騒を忘れさせてくれました。

作家モノは、
自分の懐と相談しつつ、気に入れば買う。
迷うならやめる。
それだけのこと。
たくさんのものを見て、触れて、話を聞いて、じゃんじゃん使う。
そうしているうちに、自分なりにしっくりきて、
買った時の気持ちとか、作家さんの想いとか、
使い込んだ味わいとか、そんな全部をひっくるめて
大事にしたくなるんだなと思っています。

明日は、どんな作品に出会えるんだろう。
楽しみです。

[PR]



by youleechang | 2016-06-10 19:57 | いいもの

木のぬくもりで育つ

私は子供の頃から、木のぬくもりをふんだんに感じながら育ちました。
与えられるおもちゃは、木のおもちゃも多く、
家には薪ストーブもあったので、薪に火をつけることも
やらせてもらっていたし、無垢材が内装に多く使われていたので、
子どものころから、肌でそのぬくもりを感じていたからでしょう、
今でも木造の建物はホッとするし、木工品がやはり好きです。

仕事の打ち合わせで、オフィスにも子供たちがよく来ます。
しかし会社には、アニメのDVDはなく、絵本をほんの少し。
もちろん、おもちゃなんて用意していません。
色鉛筆と裏紙。
そして、無垢材の端材で作った手作り積み木があるだけ。
けれど子どもって、触り心地のいいものを感覚で知っているので、
おもちゃがなくても、想像力を働かせて
ものすごく楽しんでくれます。

そして、親戚の子供用家具作家が作っているこのチェア&テーブル
子どもたちの中でも、すぐに取り合いになります。
ここで、おままごとをしたり絵を描いたり、お菓子を食べたり。
子どももちゃんと座り心地、使い心地がわかるですよね。
b0358168_11170286.jpg
無垢材の端材を使って、自分たちで面取りした積み木を
定期的に補充して、積み木遊びを楽しんだ子供たちには
お土産に持たせています。
丸や同じ形・同じ大きさはないけれど、子どもにとって
そんなことはどうでもいいらしい。
無塗装で、手にトゲが刺さらないように面取りさえしてあれば
それだけで十分のようです。

b0358168_11170295.jpg
この材料は、ウィエスタンレッドシダーというヒノキ科ねずこ属
の木で、香りもいいし軽くて子供たちに大人気。
基地を作る子、街を作る子、ご飯屋さん、お店屋さん、お家づくり
子どもの想像は、どこまでもどこまでも広がるんだなーと
いつも子供たちが何を作っているのか、興味津々で観ています。

幼少期に、このぬくもりの良さを知ったことは、
私もそうだったように、
きっと大人になった時にも、感覚に大きな影響を与えているはず。
自然の中にあるモノの良さを知るのは、やはり幼少期が大事なんですよね。

b0358168_11585074.jpg
今日もポチェは、オフィスですやすやアンモナイトです。


[PR]



by youleechang | 2016-06-03 11:59 | いいもの

アケビの籠

b0358168_10583267.jpg
夏の楽しみと言えば、カゴバッグ。
綿や麻の服にストール。そしてカゴバッグ。
風が体をなでるように包み込み、軽やかに爽やかに過ごすこの時期。
もうすっかり夏気分で、カゴバッグを使い始めました。
持つだけで、なんだか涼しげに感じます。


今日はアケビのカゴで、お仕事へ。
このバッグは、浴衣や綿の和服にも合いそうだな。
今年は和服にも、挑戦するつもりです。
夏生まれのせいでしょうか。
夏が来るのが、いつも楽しみ。



[PR]



by youleechang | 2016-05-21 13:19 | いいもの

集めぐせのこと

なるべく、モノを多く持たない生活をしようと心掛けているのですが、
やはりお気に入りのモノたちは、そばに置いておきたくなる。

決して蒐集家というほどのものでもないですし、
大したモノも持っていないのですが、
服や靴などとちがって、絵本などは特にいつまでも
思い出と一緒で、なぜその本を買ったのかを思い出すことができる
素敵なアイテムかもしれません。

b0358168_10092810.jpg
子どもがいないので、それほど多くの児童書をもっているわけではないけれど、
心に留まった絵本などをこうして、たまに買ってしまいます。

b0358168_10375075.jpg
暮らしにかかわるスタイル本や料理の本、インテリア本も
ついつい集めてしまうので、たまにオフィスのイベントでも
古本販売をしたりして整理はするのですが、売ってしまった後に
やっぱりとっておけばよかったと、後悔したり。
どうも、手元に残しておきたい人種のようです。


また文具屋さんがあると、ふらっと立ち寄ることもしばしば。
和紙が好きなので、ちょっといい和紙の便せんなどを見つけると
やっぱり買ってしまう。
だから、お礼などは極力お手紙で出すようにしています。
b0358168_10092892.jpg


散歩に出かけた際もまたしかり。
自然からのおとしモノも、やっぱり拾ってしまう。
これは、もう完全に癖ですね。
その線上に、野草と採ってくる癖があるのかと。
b0358168_11063190.jpg
この写真の左側の瓶には、いろいろな場所で集めたどんぐりと
ワインのコルクが入ってますw
なにかにいつか使えると思っているから、困ったものです。
野草の後ろには、海岸で拾った流木。
家の中は、そんなものがちらほらと。


こちらは強風で折れた桜の枝を、ちょっとずつちょっとずつ集めて
カゴに入れて飾っています。

b0358168_10092841.jpg


いつか、折れたばかりの桜の枝を使って染織もしてみたいと
密かに思っています。


秋には、枯葉もまたかわいい。
長くは手元に置いておけないけれど、こうして写真におさめておくと
案外かわいい。
掃き掃除のご褒美ですね。


b0358168_10092825.jpg


こちらは湘南の海岸で拾ったナガラミ(ダイベイキサゴ)

b0358168_10521888.jpg


生活にしっかりと定着した集めモノは、てぬぐい。
かれこれ10年ほど、ちょっとずつ買って
古くなると、刺し子をしてダスターに。
それでもよれてきたら、雑巾になります。


b0358168_11034001.jpg
雑貨屋さんで素敵な柄に出会うと、またついつい。
手ぬぐい好きを知った友人からも、旅のお土産にもらうことも。
以前は、行った先々の温泉タオルを集めていましたが、
今はすっかり手ぬぐい好きです。

今は、帯留めに大変興味があり、これはまた
大変な蒐集癖にならないように、気を付けないと。。。



[PR]



by youleechang | 2016-05-09 10:03 | いいもの

招き猫のこと

今年の1月に、20歳になる三毛猫のにあが旅立ちました。
看病でそばに居てやるために、座り作業には
フェルトニードルをと思い、この招き猫をつくりました。
なんで招き猫を選んだのか。
私にもよくわかりませんが、
彼女へのねぎらいの気持ちもあって、なにか大切なお守りをと
思ったときに
「招き猫を作るぞ!」となったのかも。
作ると言っても、まじまじと招き猫をみたことがない。

なので、ネットなどで写真をみたり、置き物を比較してみたり
いろいろ研究もしてみました。
あとは、私の腕次第というところでしょうか。

b0358168_11320955.jpg

ふわふわの羊毛フェルトから作り出すのは、難しいけれど
やっぱり楽しい。
写真とにらめっこしながら、徐々に出来上がっていく
その過程が何とも言えないひと時ですね。
招き猫には、左手をあげているものと右手をあげているものが
あり、それぞれには意味があるようです。
左手は、お客さんを招く。
右手は、お金や幸せを招く。
両手は「お手上げ」になるのだそうです。
b0358168_11321005.jpg
また調べている中で、世田谷の豪徳寺のことを知りました。
招き猫発祥の由来として、有力な候補地なんだそうです。
私は、ちっとも知らなかったのですが、
猫好きな人や、ご商売をされている方は
結構お参りに行く人もおおいとか。

江戸時代前期にさかのぼり、彦根藩主井伊直孝が鷹狩の帰りに
近くを通りかかった際、
この寺の境内へ猫によって招き入れられ、
雷雨を避けて、和尚の素晴らしい法談を聞くことができたことに喜び、
井伊家御菩提所として、貧乏だったこのお寺に資金を提供して
立派なお寺を立て直したのだとか。

b0358168_14415695.jpg
豪徳寺の招き猫は、右手をあげている。
私もこれに習って、なんとなく右手を挙げた猫にしました。
右手だから、お金を招くからご商売の方がお参りにくるのだと
勝手に思っていたのですが、
実は別の意味があるんだという説も。
豪徳寺は、井伊家の菩提所ですから
左手は武士にとって不浄の手なんだそうで、
こちらの招き猫は右手が上がっていると、
調べている中で書かれているものもありました。

真相はどうかは知りませんので、是非行って調べてこようと
思っています。
このGWにいけたらいいな。


[PR]



by youleechang | 2016-05-01 14:45 | いいもの

肩凝り&頭痛には

私は随分と昔から、肩こりと頭痛に悩まされています。
とある事故にあったことが、拍車をかけたかもしれませんが、
気圧の変化による緊張型頭痛によって、連日薬を使わないといられない
ほどのこともあります。
今月は、気圧の変化がめまぐるしく、ちょっと頭痛持ちさんには
きつい日々ではないでしょうか。

仕事もあるのでなかなか我慢するというのは難しく、
薬や整体などの施術は、もちろん必要ではあるのですが、
仕事から戻った後やお休みの日は、極力薬に頼りたくないので、
これらのグッズが、大いに役立ちます。

b0358168_09241119.jpg
ポップコーンに使われるような干したとうもろこしの実が入った枕と、
糠の入った枕は、電子レンジで温めて使います。
これを首や腰などに使うのですが、これは仕事中でも
かなり便利なグッズです。
たまに、自分でお灸もやることもあります。
温めるというのは、血行をよくしてくれるので、やはり効果は大ですね。

そして、朝の半身浴と夜のバスタイムには、クナイプが必需品。
コリのひどい時にはマッサージをしますが、ホホバオイルなどを用いて
温めるイメージで、ゆっくりとマッサージします。

それでも、痛みが取れない時には、これ。
b0358168_09505500.jpg
フィンランド発。
18世紀に森のセラピスト(シャーマン)として実在した
オヤんおじさんの伝統レシピの
ハーブボディローション。
「土管の親父」
友人に勧められて以来、これに何度助けられたことか。
いいものを教えてもらいました。

今年は、看病が必要な動物たちも旅立ってしまったので、
ウォーキングやトレッキングなどに出かけて、もう少し運動も
加えて行こうかなと、思っています。


[PR]



by youleechang | 2016-04-27 10:11 | いいもの

無心になる趣味のこと

私は日曜日も仕事ですが、
就業時間は早めに終わるので、少しゆっくりできる日です。
以前平日のお休みは、出かけるかまたは
家の仕事が多く、保存食を作ることも多いと書きました。
日曜日は友人らが遊びに来たり、
独りモノづくりをすることも多い日になっています。
文様の魅力を知ってしまった私は、刺し子やクロスステッチなども
楽しみの一つになっています。
そして、何よりも無心になれる時間。
この無心になれる時間というものは、なかなか持つのが難しいもの。
でもこの針仕事は、全般的に心を無にして針の先に気持ちを集中させるので、
私は仕事で忙しい時ほど、やりたくなることが多いのかもしれません。

そしてここしばらく、実に楽しいなぁと思っているものがあります。
今更なのかもしれませんが、それはフェルトニードルの世界。
なにかのお人形を作るというよりも、
自分の飼っているペットの写真や仕草などを観察しながら、
2週間くらいかけて、完成させていきます。
一度作り出すと、仕事から戻れば寝ても覚めても
よりリアルさを求めて、1体の完成度を挙げていくことに、
全力投球してしまいます。

b0358168_15410955.jpg
b0358168_15413362.jpg
このフェルトニードルはただただ楽しいだけでなく、
観察力が必要なので、絵を描く行為にとても似ています。
愛犬の意外な部分を知ることもあって、かなり面白い遊びです。

お友達も自分のペットを作りたいと、我が家に作り方を聞きに来ることも。
たとえ初めから上手にできなくとも、自分の大好きなペットの表情などを、
飼い主は誰よりも表現できるもの。
これは大人も楽しいし、子どもと一緒に作ってもまた楽しいし、
自分が満足できるものができれば、それでよし。

以前愛猫のために、おもちゃのねずみも作ってあげると、
大興奮になり、たった1日で破壊されてしまいましたが、
なんだか市販のものを買って遊ばせるより、
自分が楽しくなってしまったということもありました。

熱中すると、とことん調べるタイプで
たくさんのフェルトニードルの本を見てきましたが、
この方の本が、一番魅了されました。
造形作家のYOSHiNOBUさんの「make animals」
b0358168_15583805.png
彼の作品のように、よりリアルに作れるよう日々精進したいところ。
たかが趣味、されど趣味です。




[PR]



by youleechang | 2016-04-10 16:09 | いいもの

心の糧になるもの

ときどき、いいものを見たり触れたり買ったりすることって
とっても大切なこと。
じゃないと、いろいろなことでエネルギーを使っているので、
頭の中も心もすっからかんになってしまう。

「いいもの」って一言で言っても、そう感じるのは人それぞれでいい。
自分が心の保養になると感じられることに、
出逢うことが大切なんだと思います。

それは、写真であったり映像であったり、場所であったり
本の中の言葉であったり、芸術だったり、
モノであったりするのだけれども、
出会ったことで、糧になりそうな事柄は、
やっぱり人を元気にしてくれます。
素敵なものに出会った日は、ウキウキして家事も仕事も
頑張ろうって気持ちになったり。

私はいつもどんなことに、それを感じる?

そう。
それは、手しごとの素晴らしさを見たときかもしれません。
芹沢銈介さんの型染めや、志村ふくみさんの着物を見たときは、
感動してドキドキしました。
倉敷の三宅さんの花むしろや、福島の大峡さんの刺し子織
を手にした時もそうです。

年代物の帯や着物にも、しょっちゅう心を奪われるし、
京町家などの欄間や格子にも、感動してしまう。
人の手で作られたものは、やはり素晴らしいです。

私はこの週末2日間、たくさんのキリムやペルシャ絨毯、ギャッペに
触れていました。
b0358168_13444415.jpg
b0358168_13452926.jpg
b0358168_13455699.jpg
ひとつひとつ手織りされたたくさんの敷物の中から、
これだ!と思える出会いがあったりすると、
買わずとも、心が浮き立つものです。
特にシルクのペルシャ絨毯の色味の美しいこと、そしてあの手触り。
まさに、心の保養になりました。
たくさんのものに触れることによって、
やがて審美眼が養われ目も肥えてくるし、
いいものを見分ける力がつくので、一石二鳥。
すぐに購入されてしまったので、写真を撮ることができませんでしたが、
今回も、珍しい色味で毛足の少し長いキリムを発見したときの
心の浮き立ちが楽しかった。

そして色といえば、絵画もまた心の糧に大事な要素。
私はもっぱら日本の絵画好きで、
斑猫で有名な竹内栖鳳の作品を目にした時、脳みそが震えるほど感動しました。
彼の動物描写は、驚くほどしなやかでまるで生きているかのよう。
大獅子図や象図の屏風は、墨の濃淡だけで
これだけの表現ができるのかと、
水墨画を習う端くれとして、ただただ心奪われる作品でした。
絵を見るという行為は、まさに心のエネルギー補給ですね。

日本画つながりで、これは次の心の糧にと思っている催し物。
今月の4/22から生誕300年になる伊藤若冲の若冲展が、
東京都美術館で開催されるので、
これは、絶対に見に行かなくてはと思っています。










[PR]



by youleechang | 2016-04-04 15:12 | いいもの

お風呂つながりで石けんのお話

昨日は、半身浴の話をしたのでお風呂つながりで、
今日は石けんのおはなし。
実は私、かれこれ10年以上でしょうか?
自分で石けんを作っています。
作りたいという方には、教えることもあります。
b0358168_19163491.jpg

昔ある人から、手づくり石鹸をいただいて衝撃を受けて以来、
魅力に取りつかれてしまって、作り続けているんです。
これもルーティンのひとつでした。
初めて作ったのは、オリーブ石けんですが、
それから研究して、アロマも勉強して、オイルについても学んで
自分の肌にあう配合のレシピを、たくさん作りました。

私が作るのは、コールドプロセス法と言って、火を使わずに作る
方法で、4週間かけてじっくりと熟成させながら、pHを下げていき
弱アルカリ性の石けんにしていきます。
香りの配合も、オイルの配合も、幾度となく実験をして
オリジナルレシピにしていきました。
そして今や定番となった米ぬか石けんは、洗顔だけでなく
浴用も食器洗いも何でもござれの優れもの。
b0358168_19214650.jpg
米ぬかは、糠床にも使えるのでいつも新鮮な無農薬の米ぬかを
使って、夏は少し少なめ、冬はしっとりとさせるために多めに、
香りづけも季節で変化を付けて。
手作りならではのアレンジもできるのが、魅力です。

手づくり石けん生活をするようになって、一番変わったことは
高い基礎化粧品を使う必要がなくなったこと。
そして、家の中から数々の洗剤容器が消えたことです。

石けんを作るときに、オイルを苛性ソーダですべて石けんにしてしまわずに、
少しオイルとして残しておきます。また出来上がる最後に良質なオイルも
混ぜ込むので、泡立ちのいい石鹸できちんと汚れを落としつつ、
皮膚の表面に被膜も作ってくれるのです。
そして手作りですから、合成界面活性剤は入りませんので
油分を洗い落としすぎることもなく、
結果慌てて化粧水、乳液、保湿クリームと塗らずとも
しっとりとした肌を保つことができます。
ついでに化粧水も自分で作っているので、
季節やお肌の調子に合わせて、調整できるのがうれしいところ。

また石鹸は、お掃除や食器洗いにも使えるので、
いろいろな洗剤を買う必要もなくなり、あらゆる容器が棚から消えることに。
○○用洗剤が特に必要のないことを知ると、
なんだかとてもシンプルな暮らしになっていきました。
もちろん、まったく必要がないわけでもないのですが、
洗剤の容器でいっぱいだった棚がすっきりするって気持ちがいいものです。

自分が納得できる決まったものを、定期的に作って使い続ける。
この生活が、すっかり私スタイルになってきました。



[PR]



by youleechang | 2016-03-28 19:48 | いいもの

湘南の山側に暮らしながら、暮らしのあれこれを発信。
by youleechang
プロフィールを見る
画像一覧

カテゴリ

全体
ごあいさつ
ひとり言
暮らし方
いいもの
いいこと
動物のこと
こちらノラ猫立寄り所 
手仕事
お料理
未分類

メモ帳

最新のトラックバック

ライフログ

検索

タグ

ブログパーツ

最新の記事

外部リンク

ファン

ブログジャンル

画像一覧