お山生活

カテゴリ:手仕事( 3 )




祖母の暮らしにあこがれて

会社で借りている駐車場の大家さんとは、とても仲良くしています。
80歳を過ぎた方ですが、とにかく元気で飛び回っている。
いつも支払いに伺うたびに、庭先の花やハーブを分けてくださり、
色々な話をして帰ります。
とにかくお話がよく合うので、毎回お会いするのが楽しくてたまらないし、
日本画の題材となる庭の花を見せてもらったり、
鎌倉の懐かしい風景や昔の出来事を、よく話していただきます。
彼女と話していると、私はどこかで祖母の面影を追っている
自分に気が付きます。


私が子どもの頃育った家は、祖父母も一緒に暮らしていました。
祖父が実のなる木が好きで、
記憶しているだけでも、ザクロ、キンカン、スモモ、夏ミカンが1本ずつ、
柿木が2本、梅が3本はあったと思います。
それに加え、祖母が小さな家庭菜園をしていました。
赤紫蘇、青紫蘇、キュウリ、トマト、ナスを育て、
いつも何かを仕込んでいた記憶があります。
子どもの頃は、屋根に上って渋柿を取ってあげたりすると、
それを干して、干し柿にしてもらったりしました。
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よく、縁側で梅干しを干しているのを見かけました。
赤紫蘇もそのために、育てていたのでしょう。
野菜は、自分で漬けて食べる分でした。
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春になると、近所からヨモギを取ってくるように言われ、
新芽を集めました。
それを蒸かしたもち米と混ぜて、ヨモギ餅を作ってくれたり
私は、祖母の暮らし方が大好きだった。
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私も成人して、祖母の面倒も見るようになってからは、
梅の収穫を手伝い、梅酒を仕込んだり、
大量の夏ミカンを姉と二人で、マーマレードにしたりと
家にある果実を使って、季節ごとに仕込むことが
ある意味当たり前の生活として、組み込まれていたことが、
今になって懐かしくてたまりません。

小さいころから目にした、祖母の姿。
きっと、私が追い求めている暮らしは、そこが原点なのかもしれない。
丁寧な暮らしを考えるたびに、いつも祖母のことを思い出します。


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by youleechang | 2016-07-31 16:07 | 手仕事

自分の肌に合わせて手作りする。

今日から7月!はやいですよね。
仕事が上半期ということもあって、いろいろと忙しいかったので
なかなかゆっくりとブログに向かえない、この頃でした。

先日のADWのスペシャルトークショー、田根剛さんのお話に触れたい
のですが、ちょっとじっくりまとめる時間がないので、また改めて。

2週間ぶりのお休みは、前々から数人に頼まれていた石けんの仕込みを。
我が家の分もなくなってしまい、やっと腰を上げてw
オーダーいただいてたのに、遅くなってごめんなさい。
と思いきや、ストックのオイルの量が足りず。
注文分全部が作れないという事態に。。。
今月もう一度作らないとねw

私は、家で使う固形石けんは自分で作ります。
ちなみに化粧水は、毎回手作りなので、じゃんじゃん使って水分補給。
これが一番肌への潤いに大切なことなので、
自分で作ってたっぷり使うことにしています。
いつかは液体せっけんも作って、洗濯用洗剤も手作りにしてみたいと
思いつつ、とにかくいろいろ手作りしているので、
そこまで手が回らないのが現状ですが・・・

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手づくり石けんは、苛性ソーダという劇薬指定された薬品を使います。
これは肌に付着するとやけどをします。
これを精製水と混ぜると、80℃くらいまで上がります。
以前、疲れすぎているのにもかかわらず、仕事を終えた夜中に
石鹸作りを始めたところ、集中力が低下していたのでしょう、
この苛性ソーダ水の入った瓶を割って床にばらまいて、大変なことになりました。
気持ちに余裕がないと、必ず失敗したり、けがをするので
私はそれ以来、作りたい気分になったときを作りどきとするようにしました。
商売ではないのでね♪

ちょっと、怖いイメージを与えてしまいましたが、
きちんとルールを守って作れば、手づくり石けんはメリットがいっぱいです。
これは、私の大好きなオリジナルレシピの米ぬか石鹸。
仕込んで、24時間経って温度が下がった状態です。
このままでは、まだ超アルカリ性なので、熟成させながら
弱アルカリ性の石鹸にしていきます。
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今回は、いつものレシピを少し夏用にアレンジして、
ミントを多めに入れて香りもすっきりと。
米ぬかは、冬用よりもやや少なめ。
泡立ちをよくするために、ひまし油を追加しました。
自分の肌の状態と相談しながら、作れるのが何と言ってもいい。
ただし、仕込んでから熟成には4週間かかります。

年に数度。春用、夏用、秋冬用と作って、季節に合わせて
少しずつレシピをアレンジする。
こうすることで、既製品にはない自分にあった石けんで
いつでもお肌ケアができる。
そういう暮らしを、私は大事にしたいのです。


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by youleechang | 2016-07-01 10:00 | 手仕事

夜な夜な

お友達のお母様が主宰する刺繍グループの作品展を観たからでしょうか、だいぶ興奮してまた夜な夜なチクチク熱が再開してしまいました。
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気分に合わせて、刺し子をしたり、クロスステッチで文様をひたすらチクチク。
連続する幾何学模様が好きで、細ければ細いほどやりがいがある。
達成感が楽しい。


近々、またクラシカルチャイニーズラグでも見に行って、更に刺激受けてこようかな。
かつて、ココ・シャネル、ルイス・C・ティファニーやフランク・ロイド・ライトなどが、その品格ある美しさに魅了されたラグ。

ペルシャ絨毯、キリム、ギャッペ、そして明の時代からのクラシカルチャイニーズラグ。
全て植物染料で染められた糸で作られるから、優しい色味がまた美しい。
踏み入れたら、図案、染色、織りのすべてが興味の対象になってしまった。
そこには必ず、遥か昔から伝わる文様の数々が、脈々と受け継がれています。ひとつひとつに意味があって、だからこそ伝統の素晴らしさを改めて感じてしまう。

そして、ハートをわしづかみにされてしまった、日本の染織の世界もまたしかり。
いつの日かきっと、織り物もしてみたいものです。型染めも体験してみたいし、織り物と同時に、染めの美しさについてももっと知りたい。特に一番難しいと言われる、藍染めの現場を見てみたい。
瓶覗き、浅葱、納戸、縹、紺、褐色などと、
藍色には染めた回数で、それぞれ名前があるなんて、日本人らしいなーと、感心してしまう。
日本の色に対する表現の繊細さは、和名の色辞典を見ているだけでも楽しくなる。



今はバラバラに散らばる興味が、いつか繋がる予感がしていますが、いつになることやら…
私は何を求めているのかしら…

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今はただただ、もっともっと知りたい。
そればかり。
インプットの時期なんでしょう。


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by youleechang | 2016-05-15 22:31 | 手仕事

湘南の山側に暮らしながら、暮らしのあれこれを発信。
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