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お山生活

お財布にも優しい、ひと工夫下ごしらえ

以前、お休みの日におかずを作り置きしておくと
投稿したことがあります。
仕事の日は、帰宅したらただ焼いたり炒めたりして
夕飯ができるように、休みの間に準備をしてしまいます。

先日、定期的にくる久松農園さんの野菜も届き、
そのすぐ後に家庭菜園のピーマンと茄子も頂き、気がつけば
野菜庫はピーマンだらけに。
ピーマンを大量消費できるのは、やっぱりピーマンの肉詰めかな。
ということで、鶏肉を購入です。

我が家は、鶏のひき肉を買うことは、滅多にありません。
ひき肉を購入するよりも、ムネ肉を使う方が安価ですし、いろいろ使えます。
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皮の部分は取り除き、別のお料理に使います。
野菜と鶏皮を魚醤や肉醤などを使って、
簡単1品に変身させるので、そのまま冷凍庫へ。
ムネ肉の半分を包丁で叩いてひき肉に。刻んだネギとごま油、塩コショウを
加えながら叩き、ささっと肉詰めのお肉が出来上がり。

残りは、ねぎの青い部分と生姜を入れて
茹でてしまい、茹で汁と一緒に冷凍庫へ。
いつでも解凍して、サラダやサンドイッチの具に変身です。
残った茹で汁は、またスープなどに使って使い切ります。
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多めにピーマンの肉詰めは作って、晩御飯やお弁当へ。
ちょっと高めのムネ肉なら、380円くらいでしょうか?
今回のお肉は、280円
使ったお肉は約半分の150円くらいと、頂いたピーマンで出来上がりです。

ついでに鶏肉のレバーを買いました。
実は、私レバーが大嫌いだったのですが、今はこの漬け汁のおかげで
大好きに変わりました。
レバーなど内臓系は、いいものを選ぶように心がけています。
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漬け汁は、紹興酒と醤油を1:1の割合でいれて、
ニンニクのスライスを投入し、2日以上鶏レバーを漬けこみます。
それを今回は網でじっくり焼いて、
お財布にも優しい、ひと工夫下ごしらえ_b0358168_13193910.jpg
ごま油と塩のタレでいただきます。
これは夏のBBQにも大人気メニュー。
一度にたくさん食べるものでもないので、
おつまみに2・3回に分けて焼いて。
漬かるほどに、また美味しさがUPしている1品です。
次は、レバニラにでもしようかと思っています。

たったこれだけの下ごしらえで、数種類の料理ができるのは、
やっぱり働く者にとっては、お助けメニューになっています。

下ごしらえに工夫して、日々のお料理は
簡単でなおかつ美味しく、次の日の活力にしたいものですね。




# by youleechang | 2016-07-22 13:35 | お料理

今月の公園めぐり

先週、仕事で駒場東大前に行く用事があったので、
またまた公園めぐりをしてしまいました。

今月の公園めぐり_b0358168_16580195.jpg
まずは、駅を降りてすぐに東京大学駒場キャンパス内を抜けて
西側の駒場公園まで向うのですが、ランチの場所も決めてと思い、
東大の校内にあるフレンチレストラン「ルヴェ ソン ヴェール」に
立寄るものの、予約でいっぱいとのことで、
そのまま駒場公園へ。
今月の公園めぐり_b0358168_16582379.jpg
こんな素敵な公園の近くに住めたら、それはそれで楽しいだろうなと
想いながら、都会のオアシスへ。
歴史ある公園のある住宅地は、やはり落ち着きと気品がありますね。
うらやましい立地です。
今月の公園めぐり_b0358168_16594593.jpg
今は修繕のために洋館には入ることができませんが、昭和4年に建てられた
コンクリート造りの化粧レンガ、タイル張りを施した洋館は、
建築に携わるものとしては、外観だけでも見るに値します。
今月の公園めぐり_b0358168_17014671.jpg
しばし、ほとんど人のいない公園のベンチに座り、このオアシスを愉しみました。
静かで、そして気品があって、人の心を癒す力のある公園。
公園の中でも、こうしてお屋敷跡が公園となった場所は、
そこで繰り広げられた歴史に思いをはせながら、その美しい佇まいに
思わず敬意を払いたくなります。

公園内にある、日本近代文学館に立ち寄り
BUNDAN でランチを取りながら長い打ち合わせを終え、
帰りに、和館へも立ち寄ってみました。
私は日本家屋が好きです。
今月の公園めぐり_b0358168_17084161.jpg
 
今月の公園めぐり_b0358168_17085889.jpg
和室から眺める日本庭園というものに、
強く心を惹かれてしまい、本当ならばいつまでもいつまでも
縁側に座っていたいほどですが、仕事の合間ですし、
近くにある日本民藝館で、また大変興味深い展示会があるので、
今度またゆっくり来る楽しみになると思い、早々に引き揚げました。

日本民藝館の特別展 沖縄の工芸
今月の公園めぐり_b0358168_17131877.jpg
染色工芸家 芹沢銈介さんが大好きな私は、当然沖縄の紅型にもちろん
興味があります。
今回の展示では、染織 漆器 磁器の展示だけでなく
沖縄に渡った写真家 坂本万七の沖縄写真も公開されるとかで、これはまた
見に行かねばと思っています。

今月の公園めぐり_b0358168_17205534.jpg
今回文壇カフェで宇野ちよさんのそぼろカレーを食べたので、
次回はどの文士レシピをいただこうか、はたまた東大キャンパスの
フレンチに再チャレンジするか。
特別展に来るので、また密かな楽しみになりました。

この後、ついでにと駒場野公園にも立ち寄りながら、別の仕事に向かいました。
忙しい合間でも、こうしてオアシスを通り抜けると、
気持ちもリフレッシュできるので、
行く先々の公園は、なるべく寄ってみたいと思っています。






# by youleechang | 2016-07-21 17:32 | いいこと

お弁当貯金で旅行へ

今年から旅行貯金を始めようと、無理なく楽しくできるように
お弁当を作っていった日には、500円を貯金すると決めました。
幸い、会社にはキッチンもあるので、
材料だけを持って行って料理ができるし、
どのくらい貯まるものなのか、ちょっと興味がありました。

お昼くらいは、自分が作ったもの以外を食べたいと、
ついつい、外で買ってしまうことが多かったのですが、
それをやめるためと旅行の一石二鳥で始めたら、意外とたまるものですね。
びっくりしました。

もともと、保存食を作り置きする生活ですので、
お弁当を持っていこうと決めたら、結構続くもんです。
パスタやピザ用のトマトソースは、いつでもストックがあるし、
出汁みつもよく、ストックしています。
お弁当貯金で旅行へ_b0358168_13462416.jpg
昨晩、残り物の野菜を使っててんぷらそばにしたので、
そのめんつゆを使って甘タレを作っておき、今日は天丼ランチ。
原価にしたら、500円貯金よりも安く済んでいるはず。

先日のお休みにも、リンゴを煮ておいたので
朝ごはんは、冷凍パイシートを使ってアップルパイがしばらく
食べられそう。
お弁当貯金で旅行へ_b0358168_13500811.jpg
スティック状に焼いておけば、会社に持って行き、
おやつとしても簡単に食べられる。
保存瓶のweckでチーズケーキを作っておけば、
脱気さえしてしまえば、しばらくストックもできる。
お弁当貯金で旅行へ_b0358168_13515105.jpg
手を変え品を変え、家で余った食材やストック食材で
安く美味しく早く、朝食やランチを食べられるようにしています。
ムリはしないように、外でランチが食べたいときは
もちろん食べていますが、
気がつけば、この半年で5万を超える貯金ができていました。

これで、京都に行こうか、軽井沢にいこうか、只今思案中です。
旅行にしか使わないと決めた、お弁当貯金だからこそ
頑張れるのかもしれませんw







# by youleechang | 2016-07-15 13:59 | いいこと

田根剛さんという建築家

先日、家具工場の視察などのため
4年ぶりに旭川に行ってきたのですが、
最大の目的は、アサヒカワデザインウィークのスペシャルイベント
建築家 田根剛さんのトークイベントが聞きたかったからです。
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彼のプロフィールに触れてみます。

彼は、東海大学芸術工学部建築学科(旭川キャンパス)にて建築を学び、
デンマークやイギリスで経験を積んだのちに、
2006年パリに設計事務所「DGT.」を設立。
同年にエストニア国立博物館の国際設計競技で最優秀賞をとり、
26歳で華々しくデビューし、博物館がいよいよ今年完成予定。
2020年の東京の新国立競技場のデザイン競技でも「古墳スタジアム」
が最終選考に残りました。
また、ミラノデザインウィーク2014年から、
シチズン時計がDGT.とタッグを組み、出展。
また著名人ともコラボレーションして、舞台装置を担当するなど
幅広く活躍する、今まさに時の人です。

たまたま親戚が、ミラノデザインウィーク2016で
「time is TIME」という二つの時間を体験する
シチズンのインスタレーションを体験し、
インスタでUPしていて、大変印象に残っていたこともあり、
この機会に、是非お話を聞いてみたいと思ったのでした。

ここで、トークショーの内容すべてを網羅するものではありませんが、
私が感じたいい話がありましたので、
ご興味のある方は、読んでみてください。

彼が、建物を造り出す時に行うこと。
それは、その土地の記憶を発掘していくことから始めるそうです。
ロジカルに対象を深める徹底したリサーチ力を武器に、
机上の仕事にとどまらず、現地に行って地元の
人々と話をしながら作業を行い、町を知ることから始めるのが
彼のポリシーです。
そのうえで、携わる町の魅力を世界に伝え、人が集まる場所にする。
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エストニア博物館の話、ミラノデザインウィークでのインスタレーションの話。
もちろん、今回のADWでのインスタレーションのお話。
どれも、コンセプトのあり方や組み立て方が面白く、
モノづくりに対する知恵と工夫の歴史をきちんと理解したうえで、
生活に密接するデザインとはなにか?を考えている田根さんのお話は、
自分のデザインを誇示するもではなく、
その土地や人を真剣に考えているのだなと感心して、
すっかり引き込まれました。

最後の方でのお話の中に、こんな彼の考え方がありました。

デザインというものが、まだ日本において確立されていないのではなか。
かっこいいものを作りたいということばかりが、先走っているのではないか。
歴史、伝統、技術が一つになっていかなくてはいけないし、デザインと
モノづくりを両立させていかなくてはならないと。
家具でも建築でも、デザインはもっともっと競争が必要。
デザインは、競争でしかよくなっていかないのだと。

それは、家づくり、街づくりすべてに同じことが言えるのではないかと思い、
すごく感銘を受けました。
そこで、彼はこんなことも話していました。
街づくりを人任せにしない。
どんな街にして、どんな暮らしをしたいという思いを、
街として都市計画にしていかない限り、形にはなっていかない。
「時間の価値」がどれだけ重要かという問題意識をもつことが大切なのだと。

ここ湘南も3.11以降、急速に様変わりし始めています。
理由はもちろんさまざまなのだけれども、
生まれ育った場所の良さが、どんどんと消えようとしていると危惧しています。
でも、それは新しいことを受け入れないということではなく、
古いものを大切にしながら、新旧が融合できないものかと案じています。
行政も、企業も、またそこに住む人々も、どんな街でどんな暮らしにしたいのか
という思いを忘れると、消えてしまったと気が付くのは、ずっとずっと後だ
と言うことを忘れてはいけないのだと、強く感じました。

その土地の歴史を理解し、土地や住む人を知り、
壊して作り変えるばかりではなくて、どんな街にしたいのか
何を残し、何を足すべきなのかを考える。
環境が変わったのではなく、今の我々の考え方が変わってしまったのだと、
1959年に建てられた旭川市庁舎の取り壊しの話を例に挙げて、説明してくれました。
その時にできたコンセプトを、もう一度考え直すことをするべきなのだと語る、
田根さんに、私はとても大切なことを教わった気がします。







# by youleechang | 2016-07-02 19:05 | いいこと

自分の肌に合わせて手作りする。

今日から7月!はやいですよね。
仕事が上半期ということもあって、いろいろと忙しいかったので
なかなかゆっくりとブログに向かえない、この頃でした。

先日のADWのスペシャルトークショー、田根剛さんのお話に触れたい
のですが、ちょっとじっくりまとめる時間がないので、また改めて。

2週間ぶりのお休みは、前々から数人に頼まれていた石けんの仕込みを。
我が家の分もなくなってしまい、やっと腰を上げてw
オーダーいただいてたのに、遅くなってごめんなさい。
と思いきや、ストックのオイルの量が足りず。
注文分全部が作れないという事態に。。。
今月もう一度作らないとねw

私は、家で使う固形石けんは自分で作ります。
ちなみに化粧水は、毎回手作りなので、じゃんじゃん使って水分補給。
これが一番肌への潤いに大切なことなので、
自分で作ってたっぷり使うことにしています。
いつかは液体せっけんも作って、洗濯用洗剤も手作りにしてみたいと
思いつつ、とにかくいろいろ手作りしているので、
そこまで手が回らないのが現状ですが・・・

自分の肌に合わせて手作りする。_b0358168_09324728.jpg
手づくり石けんは、苛性ソーダという劇薬指定された薬品を使います。
これは肌に付着するとやけどをします。
これを精製水と混ぜると、80℃くらいまで上がります。
以前、疲れすぎているのにもかかわらず、仕事を終えた夜中に
石鹸作りを始めたところ、集中力が低下していたのでしょう、
この苛性ソーダ水の入った瓶を割って床にばらまいて、大変なことになりました。
気持ちに余裕がないと、必ず失敗したり、けがをするので
私はそれ以来、作りたい気分になったときを作りどきとするようにしました。
商売ではないのでね♪

ちょっと、怖いイメージを与えてしまいましたが、
きちんとルールを守って作れば、手づくり石けんはメリットがいっぱいです。
これは、私の大好きなオリジナルレシピの米ぬか石鹸。
仕込んで、24時間経って温度が下がった状態です。
このままでは、まだ超アルカリ性なので、熟成させながら
弱アルカリ性の石鹸にしていきます。
自分の肌に合わせて手作りする。_b0358168_09324733.jpg
今回は、いつものレシピを少し夏用にアレンジして、
ミントを多めに入れて香りもすっきりと。
米ぬかは、冬用よりもやや少なめ。
泡立ちをよくするために、ひまし油を追加しました。
自分の肌の状態と相談しながら、作れるのが何と言ってもいい。
ただし、仕込んでから熟成には4週間かかります。

年に数度。春用、夏用、秋冬用と作って、季節に合わせて
少しずつレシピをアレンジする。
こうすることで、既製品にはない自分にあった石けんで
いつでもお肌ケアができる。
そういう暮らしを、私は大事にしたいのです。





# by youleechang | 2016-07-01 10:00 | 手仕事

湘南の山側に暮らしながら、暮らしのあれこれを発信。
by youleechang

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